◆ 第17夜
少女「巨人族に対しては盲目、不死竜族には
暴走が効きやすいですが、ところでお兄ちゃん?
あと五つ残ってしまった大結晶石は何に使いますか?」
倖月「どうしようか、いい加減ポータルでも取得しようか」
少女「え?まだ取得してなかったのですか?」
倖月「だって前回も端末掌握術まで粘ったし」
少女「・・・・では、後三つは・・・・」
次回 未定ったら未定
何もかもが見えないままで
少女「死神族は大海嘯で一掃しましょう」
◆ 第18夜
少女「早く移動したい場合、敵を倒して行くのが億劫に
なって来た場合はカミカゼを装備するといいですが、
ところでお兄ちゃん、お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん・・・・」
倖月「ど、どうしたんだ?変な物でも食ったか?」
少女「ネタが尽きたので、適当に時間を埋めて下さいと
担当の人がおっしゃってました。」
倖月「なぬ、この幸悦な状況を存分に堪能しろと」
少女「今日は朝まで楽しませて頂きますよ」
次回・・・・は有るのですか?
倖月「げほげほ、も・・・・萌えじぬ・・・・」
第三、第二隔壁内の宝箱を全て回収しました。
後は第一隔壁内だけですが・・・・先に殺竜槍が欲しいので、
雪原で寝ている竜に喧嘩を売りに行きますか?
◆ 第19夜
少女「黒龍オブシディアと戦う時は
後ろを振り向く勇気が必要ですが、ところでお兄ちゃん。
白竜アールジェントってどう思いますか?」
倖月「脅威なのはヴァイオレットスカイだけ」
少女「そんな事言ってますと絶対零度を撃ち込まれますよ?」
倖月「それを撃ち込もうとしている頃には爆死してるよ」
少女「砕け散らせますか」
次回 万魔殿第一隔壁内 捜索
生き残って帰って来た者が勝ちだ
少女「第一隔壁内は神秘のヴェールが無いと死にますよ?」
◆ 第20夜
少女「第一隔壁内の悪魔による異常攻撃には厳重に注意しなければ
いけませんが、ところでおにい・・・・ちゃん?」
倖月「ん?」
少女「その手に持っているのは・・・・まさか、」
倖月「なんか魔力が内包されてるから、拝借してきたよ」
少女「よ、読んじゃだめです!」
倖月「・・・・ーん。」
次回 黒騎士 撃破?
おひさまぽかぽかいいてんき
少女「どうしたんですか、倖月さん」
◆ 第21夜
何かが変わっているけど、気にしないで下さい。
えと、今宵は「第21夜」ですね。
・・・・少しだけ言いづらいのですが、今日、
「あの子」が来ていないのですよ。
いつも打ち合わせ十分前には来ている良い子なのですが・・・・
何かあったのですかね・・・・とりあえず告知でもしますか。
近いうちに一つの物として纏める企画を現在実行中です。
そこには第1夜の前の様子を収めた「序章」と
書き忘れられた「白竜アールジェント」の回
そして、あの子を中心とした番外編も収録。
完成日は・・・・言うまでも無く未定です・・・・
そう独り言ぼやいていると、編集担当を司っている
「あの人」があの子に関する調査から戻り、
開口一番、私に恐るべき事実を告げた。
「倒れてたよ。間に合わなかった。」・・・・と。
それだけで私は全てを知り、宿命を呪った。
願わくば彼女に安らぎの時を・・・・
◆ 第22夜
少女「ところでお兄ちゃん?姿無き声って・・・・」
倖月「無能にして不要の産物」
少女「・・・・」
倖月「まぁ、クラッカーとしては二流だな」
少女「一流クラッカーは誰ですか?」
倖月「それは・・・・おっと言ってはいけない約束だった」
次回 海王クラーケンロード 撃破
ついでにバルログも撃破する?
倖月「泥に刻まれた文章を読んでる最中に崩壊が起こったよ」
◆ 第23夜
少女「ところでお兄ちゃん?バルログって・・・・」
倖月「それよりチョコレート取ってくれ」
少女「バルロ・・・・」
倖月「あんなのどうでもいいんだよ」
少女「ただのデコスケ野郎ですか」
次回 誘惑者ヴェネビア 撃破
え?もうこれで狩りは終わりですか?
少女「結構いけますね、このチョコレート」
◆ 第24夜
少女「ところでお兄ちゃん、
誘惑者ヴェネビアってどう思いますか?」
倖月「俺の前では誘惑者ではないな」
担当「今の旬はコルネだからね」
倖月「そうそう、だけど今のコル・・・・って」
担当「告知」
・・・・そういうと彼女は咳払いを一回し、
話を続けた。
担当「えーと、今までこの日記で綴れていた
その 詩の中の英雄と・・・・次回で一旦打ち切る
ことにしました。」
倖月「まだ企画は終ってないのにか?」
担当「このまま続けるとソシャルアタックされるよ?」
倖月「何でだよ」
少女「・・・・もしかしてあれですか?」
担当「そうそうあれ」
倖月「んー・・・・」
担当「・・・・やっとお兄ちゃんも解ってくれたみたいだね」
倖月「確かに、このままだと火炎瓶投げ込まれるな。
・・・・近隣に迷惑かけるのもあれなんで止めておくよ」
担当「と言うことで、次回 魔王撃破
つーか、栄光どこぉ?」
倖月「んー・・・・乗っ取られた気がする、俺の番組なのに・・・・」
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