その 詩の中の英雄と・・・・ (第17夜から第24夜)



第17夜

少女「巨人族に対しては盲目、不死竜族には
   暴走が効きやすいですが、ところでお兄ちゃん?
   あと五つ残ってしまった大結晶石は何に使いますか?」
倖月「どうしようか、いい加減ポータルでも取得しようか」
少女「え?まだ取得してなかったのですか?」
倖月「だって前回も端末掌握術まで粘ったし」
少女「・・・・では、後三つは・・・・」

次回 未定ったら未定
何もかもが見えないままで

少女「死神族は大海嘯で一掃しましょう」



第18夜

少女「早く移動したい場合、敵を倒して行くのが億劫に
   なって来た場合はカミカゼを装備するといいですが、
   ところでお兄ちゃん、お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん・・・・」
倖月「ど、どうしたんだ?変な物でも食ったか?」
少女「ネタが尽きたので、適当に時間を埋めて下さいと
   担当の人がおっしゃってました。」
倖月「なぬ、この幸悦な状況を存分に堪能しろと」
少女「今日は朝まで楽しませて頂きますよ」

次回・・・・は有るのですか?

倖月「げほげほ、も・・・・萌えじぬ・・・・」


第三、第二隔壁内の宝箱を全て回収しました。
後は第一隔壁内だけですが・・・・先に殺竜槍が欲しいので、
雪原で寝ている竜に喧嘩を売りに行きますか?



第19夜

少女「黒龍オブシディアと戦う時は
   後ろを振り向く勇気が必要ですが、ところでお兄ちゃん。
   白竜アールジェントってどう思いますか?」
倖月「脅威なのはヴァイオレットスカイだけ」
少女「そんな事言ってますと絶対零度を撃ち込まれますよ?」
倖月「それを撃ち込もうとしている頃には爆死してるよ」
少女「砕け散らせますか」

次回 万魔殿第一隔壁内 捜索
生き残って帰って来た者が勝ちだ

少女「第一隔壁内は神秘のヴェールが無いと死にますよ?」



第20夜

少女「第一隔壁内の悪魔による異常攻撃には厳重に注意しなければ
   いけませんが、ところでおにい・・・・ちゃん?」
倖月「ん?」
少女「その手に持っているのは・・・・まさか、」
倖月「なんか魔力が内包されてるから、拝借してきたよ」
少女「よ、読んじゃだめです!」
倖月「・・・・ーん。」

次回 黒騎士 撃破?
おひさまぽかぽかいいてんき

少女「どうしたんですか、倖月さん」



第21夜

何かが変わっているけど、気にしないで下さい。
えと、今宵は「第21夜」ですね。

・・・・少しだけ言いづらいのですが、今日、
「あの子」が来ていないのですよ。
いつも打ち合わせ十分前には来ている良い子なのですが・・・・
何かあったのですかね・・・・とりあえず告知でもしますか。

近いうちに一つの物として纏める企画を現在実行中です。
そこには第1夜の前の様子を収めた「序章」と
書き忘れられた「白竜アールジェント」の回
そして、あの子を中心とした番外編も収録。
完成日は・・・・言うまでも無く未定です・・・・


そう独り言ぼやいていると、編集担当を司っている
あの人」があの子に関する調査から戻り、
開口一番、私に恐るべき事実を告げた。

「倒れてたよ。間に合わなかった。」・・・・と。

それだけで私は全てを知り、宿命を呪った。

願わくば彼女に安らぎの時を・・・・



第22夜

少女「ところでお兄ちゃん?姿無き声って・・・・」
倖月「無能にして不要の産物」
少女「・・・・」
倖月「まぁ、クラッカーとしては二流だな」
少女「一流クラッカーは誰ですか?」
倖月「それは・・・・おっと言ってはいけない約束だった」

次回 海王クラーケンロード 撃破
ついでにバルログも撃破する?

倖月「泥に刻まれた文章を読んでる最中に崩壊が起こったよ」



第23夜

少女「ところでお兄ちゃん?バルログって・・・・」
倖月「それよりチョコレート取ってくれ」
少女「バルロ・・・・」
倖月「あんなのどうでもいいんだよ」
少女「ただのデコスケ野郎ですか」

次回 誘惑者ヴェネビア 撃破
え?もうこれで狩りは終わりですか?

少女「結構いけますね、このチョコレート」



第24夜

少女「ところでお兄ちゃん、
   誘惑者ヴェネビアってどう思いますか?」
倖月「俺の前では誘惑者ではないな」
担当「今の旬はコルネだからね」
倖月「そうそう、だけど今のコル・・・・って」
担当「告知」

・・・・そういうと彼女は咳払いを一回し、
話を続けた。

担当「えーと、今までこの日記で綴れていた
   その 詩の中の英雄と・・・・次回で一旦打ち切る
   ことにしました。」
倖月「まだ企画は終ってないのにか?」
担当「このまま続けるとソシャルアタックされるよ?」
倖月「何でだよ」
少女「・・・・もしかしてあれですか?」
担当「そうそうあれ」
倖月「んー・・・・」
担当「・・・・やっとお兄ちゃんも解ってくれたみたいだね」
倖月「確かに、このままだと火炎瓶投げ込まれるな。
   ・・・・近隣に迷惑かけるのもあれなんで止めておくよ」
担当「と言うことで、次回 魔王撃破
   つーか、栄光どこぉ?」

倖月「んー・・・・乗っ取られた気がする、俺の番組なのに・・・・」


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