- 猫想 ver0.2設置マニュアル -


ちーす。最近忙しくてなかなか思うように更新できてませんが
焦らずまったり進行で行きますのでよろすくでふ。 09/16/2002 長猫


  1. column.zip を解凍する まず column.zip を解凍します。身近な解凍ツールを用意しましょう。 猫板の設置マニュアルとカブってるという意見は却下します(謎) 解凍すると [lock] ── columnlock column.cgi jcode.pl column.html style.css 上記のような構成になっていると思います。 ver0.2から猫板同様ロックファイルを使用しますので, うっかり消してしまわないようにしましょう。
  2. 猫想本体 の設定をいじる まず,column.cgi の設定をしましょう。まずは一行目の #!/usr/bin/perl です。ここはサーバにインストールされている Perl までのパス(経路)を 書く部分です。ちょっと関係ない話ですが,例えば Windows でエクスプローラのアドレスバーに 「C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE」と入力して Enter キーを押すとメモ帳が起動されます。 このアドレスは「Cドライブの中の WINDOWS フォルダの中の NOTEPAD.EXE という実行ファイル」 という意味ですよね。で,上で書いた Perl のパスもまったく一緒で 「ルートディレクトリ( / )の中の usr ディレクトリの中の bin ディレクトリの中の perl という実行ファイル」 という意味です。UNIX ではフォルダのことをディレクトリといい, また基本的に拡張子という概念はないので,ここでいう perl は実行ファイルを指します。 話がだいぶ逸れましたが,そういうわけで Perl を起動させるためのパスを ここに書いておくわけです。サーバによっては #!/usr/local/bin/perl や,それら以外の場合もありますので,借りているサーバのサポートページ等を 確認しながら修正してください。 次に,37行目の my $dir = '../column/'; # ログファイルを保存するディレクトリ【必須 707】 ココには,あなたがコラムのログファイルを格納しておきたいディレクトリ名を 書いてください。例えば column.cgi と同じディレクトリ内に置きたい場合は my $dir = './'; としましょう。また, column.cgi を[ cgi-bin ]ディレクトリに置いて, [ cg-bin ]と同じ階層上にある[ column ]というディレクトリに置きたい場合は my $dir = '../column/'; としてください。パス表記方法の詳しい解説は面倒くさいので省略します(マテ) my $lockfile = '../lock/columnlock'; # ロックファイル【格納するディレクトリは707】 ver0.2からロック処理にロックファイルを用いるようにしました。 なので,新しくロックファイル格納用ディレクトリを作り,その中に ロックファイルを置いてください。 my $html_file = '../column.html'; # 書き出し用HTMLのパス その次はコラムを書き出すHTMLファイルの指定です。 書き出したいHTMLファイルまでのパスを記入してください。 my $passwd = 'aaa'; # ログイン時のパスワード ちゃんと変えてね【必須】 最後は管理人用パスの設定です。ここをちゃんと変えておかないと 簡単に荒らされちゃいますのでご注意。余談ですが,ウチで使ってる猫想の パスも aaa になってますので,誰でもご自由に書いてってください。 ただし荒らすのは勘弁(汗)
  3. 書き出し用HTMLファイルのソースにコメントタグを書く ココで言うコメントタグとは以下の2行の文です。 <!-- Column begin --> <!-- Column end --> 書き出しONになっている場合,猫想はHTMLファイルのどこにコラム記事を挿入するか このコメントタグを見て判断するので,必ずソース内に書いてください。 なお,このマニュアルHTMLにはあらかじめタグが書かれてありますので追記する必要は ありません。新しくHTMLファイルを作ったときなどは上記のタグを書くのを忘れないでください。
  4. 各ファイルをサーバにアップロードする では,全てのファイルをサーバにアップロードしましょう。 猫想のデフォルトのディレクトリとファイルの構造は 以下のようになっています。[ ]はディレクトリ(フォルダ), ( )の中の数字は設定するパーミッションの値です。 ------------------------------------------------ [ lock (703 or 707) ] ─── columnlock (606) [ column (707) ] [ cgi-bin (705 or 707) ] ┬ column.cgi (705) └ jcode.pl (604) column.html (604 or そのままでも可) style.css (604 or そのままでも可) ------------------------------------------------ にしてください。CGIが755じゃないと動かない等, サーバにより指定がある場合はそれに従ってください。
  5. ..../column.cgi?login というURLにアクセスする パーミッションの変更が済んだら,実際に猫想が動くか確かめてみましょう。 上記のアドレスで管理人用のログインページに行けるはずです。ここでつまづいちゃった場合, ちゃんと上から順に設定を行っているか確認してください。ちゃんと表示されたら, 上で設定した管理人用パスを入力してログインしましょう。 ログインできたら,今日の朝ごはんは旨かったとか天気はまぁぼちぼちなどと とりあえず適当に書いてみましょう。 そうするとプレビュー画面に進みます。書き込み内容がオッケーならばノリノリのまま [ok]ボタンを押しましょう。うまくいけば今書いた記事が見事に表示されるはずです。 もしここで「ログファイルに書き込めませんでした。」というようなエラーが出た場合, ログ保存先のディレクトリが書き込み不可能になっているので,きちんとパーミッションを 修正しましょう。それでもこのエラーが出るならお手数ですが本家サイトのサポ板で訊いてください。 次に,書き出しアリにしている人はHTMLファイルの方も確認しましょう。キャッシュが効いている場合もあるので 一度[更新]ボタンを押しながら見てください。それでも書き出されていない場合は,以下の原因が考えられます。 1. 書き出し用HTMLファイルまでのパスが合ってない。 2. 書き出し用HTMLファイルのソースに <!-- Column begin --> <!-- Column end --> というコメントタグが書かれていない。
  6. HTMLをいじる 設置ができたら,背景色などをいじってみましょう。猫想本体の111 行目付近に sub HtmlBegin { という行があると思いますが,それ以降の <HTML> から始まるタグの部分は 自由にいじっていただいて結構です。ただあんまり下まで行き過ぎてタグじゃない部分までいじっちゃうと 動かなくなるのでまぁ適度に変更してみてください。
とまぁ設置方法としてはこんな所です。HTML書き出しファイルはデフォルトで このファイルになってますので,書き出しONにしている人は更新しながら 確認してみてくださいね。修正・削除の方法もフィーリングで覚えてください(ぉぃ) ぶっちゃけ,このCGIの設置は中級者以上向けなので初心者の方は途中で幾度か つまづくかもしれません。しかしそれは誰もが通る道なので諦めないで がんばってください。どうしても分からなくなったら遠慮せずウチの サポート板でガンガン訊いてください。体力の続く限り応対します(笑) このスクリプトが皆様のお役に立てば幸いです。 長猫 拝